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大切な人へ
2006 / 11 / 20 ( Mon )
最近は忙しさにかまけて、大切な人へ言うべき言葉すら先延ばしになってしまいました。

もっと早くに伝えたかったのに、ごめんね。


地元、住吉の大親友がこないだ遂に念願だった福岡での就職を決めました。

彼女と私は性格も全然違って、今思えば不思議なくらいだけど他のどんな友達よりもウマが合ってすぐに仲良くなった。

中学校にあがった頃から私は毎日体操の練習に明け暮れる毎日がずっと続いて、体操以外の友達は決して多くなかったからこの人の存在は本当に大きいものだった。

家も砂利道を3分も歩けばすぐの近所だったから、何かある度にその子の部屋にあがりこんでみたり、夜に家の前の道路に座り込んで何時間も話し込んだり、


思春期に経験した全てのことを共有して育った。

親に反発して悩んだ時期、好きな人が出来て一喜一憂した時期、

定番の遊び、定番の場所、定番の合言葉、定番のお菓子



何か大きなことがあったときはいつもそばにいた。

一緒に挫折して、大喜びして、笑い転げて、大泣きして

それが変わることなくずっと続いていくって昔は思ってたよ

他の誰とも比べられないくらい、私のことを分かってくれた

他の何にも救えない気持ちを、いつも簡単にあなたは救ってくれた

いつもいつも、一番近くにいた



私がアメリカに発つ前の日、いつものように暗い路地で歩いて別れて
あなたのいないそれからの日々はとてつもなく長くて心細いものに思えた

アメリカで暮らしてて、たまに連絡が取れれば


「なんであんた宮崎におらんと」


言われるたびに私も同じ気持ちだったよ

私もあなたが必要だった

一番必要だったときに、ものすごく遠くにいた

あなたが私を一番必要としてくれても、声すら聞いてあげられなかった


ごめんね

勝手に私だけこんなに離れてしまって、宮崎でそばにいてあげられなくて


ごめんね



去年アメリカに一週間遊びに来てくれたとき、帰りに空港へ送り届けて別れたあとにブライアンの車に乗り込んだら急に涙が止まらなくなって

帰っちゃうんだと思ったらどうしていいか分からないぐらい悲しくて寂しくて

自分でもびっくりするほど泣きじゃくって


ブライアンが「まだ間に合うからもう一度会いに行こう」っていうからターミナルに戻って、また顔を見ては泣いてしまった


もうアメリカでの生活が板について、一人でだって平気だって思ってた

でも自分でも気づかないところで、根強い孤独感は私の中に深く深く刻まれていて


日本がどれほどに遠いところにあるか、その途方もない距離を

私は体で分かっていたみたいで

ただただ、また離れて行ってしまうことが

また会えなくなることが、辛くて受け入れられなかった。



ずっと夢見てた福岡での就職先

もうかなわないんじゃないかって弱音を何度も言ってた

近くで励ましてあげられないのは歯がゆかったけれど

いつしか私も自分のことで一杯で

距離にかまけて、きっと何一つ助けてあげられなかった



私の知らない間に、私の思ったよりもずっとずっと

あなたは大きくなってたんだね。


自分の力で、自分の意志で

自分の能力を会社に買わせた

欲しいと言わせたんだね


親とぶつかっても宮崎での採用の誘惑があっても

自分で道を選びとって 勝ち取ったんだね



私の知ってる、涙もろい気の小さい女の子ではもうないんだね。

あなたのこと誇りに思います。



もう今頃福岡で、新しい環境へ飛び込んで行ってるのかな

あなたが旅立つときに 宮崎で送り出してあげられないことが

今の私には一番の後悔


私が旅立つときにあなたがしてくれたように

宮崎でちゃんと 見届けてあげたかった

背中を押してあげたかった


「おめでとう」を

近くで誰よりもの気持ちをこめて 伝えたかった


それができない私を許してね。


人と人をとりまく環境は、時間と共に多かれ少なかれ変わっていく

それでも、19で宮崎を出た私にとって

「宮崎に帰る」ことはあなたのいる場所へ帰ることだった。

故郷へ帰る楽しみといえば、正直半分くらいあなたとまた昔のようにのんびりと遊ぶことだった


今度宮崎へ帰っても、もうあなたは池の向こうの家には

あの部屋にはいないんだね


夜に池の向こうの二回のあなたの部屋を見上げても

明かりはつかないんだね


もうコロもあなたもいないから

一緒にコロの散歩してブランコに乗ることもできないね


そう思うとまた涙が出そうになるけど

こんなにあなたを誇らしく思ったことは今までにないよ



がんばって。


ずっとずっと、応援してるよ



いってらっしゃい。



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